examination 各種検査
耳の検査
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純音聴力検査
聴力検査室に入り、ヘッドホンから聞こえてくる低音や高音をどの程度聞き取れるか検査します。一般に、健康診断などで行われている聴力検査です。
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インピーダンスオージオメトリー
鼓膜の動きやすさを測定することで、中耳の状態を確認する検査です。滲出性中耳炎や顔面神経麻痺の検査に使用します。
鼻・のどの検査
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内視鏡検査
鼻から入れられる細い内視鏡(鼻腔ファイバースコープ)を使用して、鼻の中やのどの状態を検査します。副鼻腔炎や鼻腔ポリープ、声帯ポリープなどの検査で使用します。
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レントゲン検査
副鼻腔炎などの鼻の炎症、骨折、腫瘍などの診断・鑑別をする際に使用します。正常な副鼻腔は空洞なので黒く写りますが、副鼻腔炎など炎症がおきると膿が溜まり白っぽく写ります。
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血液検査
慢性的な副鼻腔炎や、扁桃炎などの診断をする際に行う検査です。
鼻・のどの検査以外でも、めまいやアレルギー、感染症の検査としても行われます。 -
ドロップスクリーン検査
指先から採取した1敵の血液から花粉症や食物アレルギーなど41種類のアレルゲンを調べることができる検査です。細い針で採血するので従来の注射針のような痛みが少なく、注射が苦手な方や小さなお子様でも安心して検査を受けていただけます。
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痛みの少ないインフルエンザ検査
専用カメラで撮影した咽頭画像と問診情報をもとにAIによるインフルエンザ判定を行う検査です。従来の方法では綿棒などで鼻や喉の粘膜を拭うため痛みを伴う場合がありましたが、こちらの検査ではカメラを口に入れて撮影するだけなので、痛みの少ない検査を行うことができます。
その他の検査
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エコー(超音波)検査
超音波をあてて体の中の臓器を調べます。喉仏の前あたりに「甲状腺」という臓器がありますが、そこに異常が見られる場合に、エコー(超音波)検査や血液検査を行い診断します。
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眼振検査
専用のゴーグルを装着し、赤外線CCDカメラで目の動きを調べます。自分の意識に関係なく目が動く症状を「眼振」といい、めまいのある方には特徴的な動きが見られます。
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重心動揺検査
重心動揺計という三角形の機器の上に乗り、目を開けた状態と閉じた状態で体の重心がどのように変化するか検査し、めまいの診断を行います。